✧*。最愛✧*。



思い思いに買った食べ物を手に提げ、着いた所は知る人ぞ知る穴場



人が多い会場とは違って、ここは誰も来なくて静か




周りが木々に囲まれているから会場の声も遠くに聞こえる




「へぇ~、こんな所があったんだ…俺、昔から来てるけど知らなかった」




「ふふ…ここはね、私と美沙希が小さい時に見つけた場所なんだ。ここから綺麗にみえるんだよ」



準備がいい涼介はシートを芝生の上に敷き、下駄を脱ぐ



私は木に凭れるように座った雪夜の隣に腰を下ろした



早速、食べ物を広げて皆で食べ始めた


その時


パンパンと開始の合図が一体に響き渡る