出店を見ながら、打ち上げ時間まで時間を潰す事になった
「花火見ながら何か食べたいから、買い込もうよ」
美沙希は涼介の腕を引っ張り、焼きそば、たこ焼き、イカ焼き…目につくものを買い漁(あさ)っている
「美沙希、そんな沢山買っても帯がきつくて食べきれないんじゃない?」
「ヘーキ、ヘーキ。皆で食べればいいじゃん」
腕を組む二人の後ろ姿を見ながら後を付いて行く
「そろそろ行かないと場所、取れなくなるよ?」
上田君が心配そうに言うから携帯で時間を確認した
「本当だ、もうすぐだね。じゃあ、いつもの場所行こっか」
そう言って会場とは別の方向へと向かう
「へ?あっちじゃないの?」
上田君は戸惑うけれど、付いて来るように言うと納得いかない様子で追いかけて来た



