✧*。最愛✧*。




「丁度良かった、花火大会の日の事なんだけど。混むから早めに行きたいんだよね、大丈夫?」




「あ、うん。平気」



それから、待ち合わせ時間と場所を決める



「乃愛ちゃん。花火大会の日、浴衣着てほしいな。乃愛ちゃんの浴衣姿とか、マジ可愛いんだろうなぁ」



「え……っと…浴衣、持ってるけど一人じゃ着れないから」




お茶を飲みながら、そう言うと上田君はショックだったらしく食いついてきた




「親に頼めばいいじゃん。せっかくだから着てきなよ」




「……いや、親は仕事が遅くまであるから無理だよ」




遠回しで断るけれど、なかなか引かない彼に少し面倒くさく思うのは許してほしい





「あ、やべ。もうこんな時間。随分 長居しちゃったな。もうすぐ親、帰って来るでしょ?」




時計を見ると19時を回ろうかしていた



「うん、そろそろ帰って来るかな」




話しを合わせて帰ってもらい、ソファー座って ひと息ついた



正直、苦手なタイプ…グイグイこられるのは好きじゃない



始めからあの調子だと、花火大会に行くのも憂鬱になってしまう