フラフラと家に向かって歩き出した時、ポンポンッと肩を叩かれて振り返る
「やっぱり、乃愛ちゃん!」
「上田君。今日、バイト休みだったんだ?」
手で額の汗を拭い、買い物袋を持ち替えるとヒョイッと荷物を奪われた
「あ、それ……」
「家まで運ぶよ。どこ?」
軽々と持ってる所を見ると、やっぱり男の子は違うな…と思い知らされる
申し訳ないと思いながらも、あの重たさを一人で持って帰るには厳しかったから正直 助かった
「ゴメンね、持ってもらって。良かったら上がっていく?」
家まで運ばせて『はい、さよなら』は、あんまりだろうな…と声をかけた



