結局、女は どう足掻こうが男には敵わない
でも気持ちでは負けない!負けてなるもんか!!
「あんたって、最ッ低!」
キッと睨みつける私を、男はフッと鼻で笑った
振り下ろされる拳が やけに ゆっくりと見えた
衝撃に備え目を瞑り、グッ歯を食いしばる
「………」
一向に来ない痛みに薄っすら目を開けると、雪夜が男の腕を捻り上げていた
「……っく」
そのまま男を立たせて私の上から退けると、思いっきり鳩尾(みぞおち)に蹴りを入れた
「ぐぁ…っ」
膝から崩れ落ち蹲(うずくま)る男の髪の毛を掴むと顔を上げさせる
「てめぇ…誰の連れに手ぇ出してんだ?」
「ゔ……ス、スミマセン……」
上体を起こして美沙希を見ると、涼介がもう一人の男を殴っていた
「また、こいつらに手ぇ出してみろ。次は殺すぞ」
「は、はい…」
男達はふらりと立ち上がり、ヨロヨロと歩きながら去っていった



