✧*。最愛✧*。




結局、女は どう足掻こうが男には敵わない



でも気持ちでは負けない!負けてなるもんか!!



「あんたって、最ッ低!」




キッと睨みつける私を、男はフッと鼻で笑った




振り下ろされる拳が やけに ゆっくりと見えた



衝撃に備え目を瞑り、グッ歯を食いしばる



「………」



一向に来ない痛みに薄っすら目を開けると、雪夜が男の腕を捻り上げていた




「……っく」



そのまま男を立たせて私の上から退けると、思いっきり鳩尾(みぞおち)に蹴りを入れた



「ぐぁ…っ」



膝から崩れ落ち蹲(うずくま)る男の髪の毛を掴むと顔を上げさせる



「てめぇ…誰の連れに手ぇ出してんだ?」



「ゔ……ス、スミマセン……」




上体を起こして美沙希を見ると、涼介がもう一人の男を殴っていた




「また、こいつらに手ぇ出してみろ。次は殺すぞ」



「は、はい…」




男達はふらりと立ち上がり、ヨロヨロと歩きながら去っていった