✧*。最愛✧*。



「乃愛!」



冷たい空気に響いた玲央の声



弾けるように振り返ると肩で息をする玲央の姿があった



「玲央、そこで少し待ってて?」



不安が滲む その表情に今は気付かない振りをする




「雪夜、話しの続きを」




「…あぁ。……俺、お前の事が今でも好きなんだって、改めて自覚して。今、お前が玲央と付き合ってるって分かってるけど。それでも、この気持ちを押さえられなくて」




その必死な表情が、私の知ってる雪夜だった



やっと私の事、思い出してくれたんだね



でも…遅いよ



私は もう先に進んでる


もう後戻りは出来ないんだ