カーテンを開けると、キラキラと太陽の光に照らされて輝く銀世界
それは幻想的で私の意識を奪った
真っ白に染まった景色を、玲央の温もりを肌で感じながらベッドの中から眺めていた
ピコンとLineの通知を知らせる音で、現実へと引き戻される
スースーと心地いい寝息を立てる玲央の横で、携帯の画面を開くと雪夜からのメッセージだった
『あの公園で待ってる』
ーーー退院したら会ってくれないかーーー
退院する時に言われた言葉を思い出して小さなため息を吐き、玲央を起こさないようにベッドから出て洋服に着替えた
携帯をテーブルに置き、マフラーを雑に掛けて外に出ると喉の奥が痛くなるような冷たい空気に顔が歪んだ



