それから2週間、私は安静にするように先生に注意を受け ほとんどベッドの上で過ごした
何とか自分で動けるまでに回復した私は、雪夜の様子を見に行く事にした
夕方になると学校が終わった鈴香達が、お見舞いにやって来るから鉢合わせにならないように早めに行く
ベッドに寝ている雪夜を見て、去年の事を思い出した
「…雪夜、早く目を覚まして」
そう呟いて、そっと雪夜の手に触れた その時、ピクリと指先が動いた
「雪夜?」
声を掛けると、薄っすら目を開いて周りを見渡す
「乃愛………俺、一体…?」
「私を庇って事故に巻き込まれたんだよ。雪夜、本当ゴメンね…私のせいで……」
雪夜は思い出すかのように目を瞑ると、再び目を開いた
「そぅ、だったな」
「今、先生を呼ぶから」
そう言いながら、コールボタンを押した



