✧*。最愛✧*。



雪夜の病室に行こうと体を起こすと痛みが走ったけれど、どうにかベッドから立ち上がる事が出来た



フラフラと覚束(おぼつか)ない足取りでドアへと向かってると、丁度そこに玲央が顔を出した



「乃愛ッ!何処行くつもりだよ。寝てなきゃダメだろ」



慌てて私の体を支えた玲央にしがみついた




「…ッ玲央、お願い。雪夜の所に連れて行って」



「………分かった」



小さくため息をついた玲央は私を支えながら、雪夜の病室まで連れて行ってくれた



病室に入ると、涼介と美沙希、そして雪夜に寄り添う鈴香がいた




「「乃愛!」起き上がって、大丈夫なの!?」




「ん、平気。雪夜は?」



振り返った涼介と美沙希の顔を見て、不安が増す中、二人を通り過ぎ 横たわる雪夜の側に行く



すると、ずっと寄り添っていた鈴香が立ち上がり、真っ赤に腫らした目で私を睨みつけた