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「……!……あ!乃愛!」
誰かが呼んでる……目を開けなきゃ………
ざわざわした人の声に意識が浮上していく
薄っすら目を開くと、焦った顔の玲央が視界に入った
一瞬の出来事で何が起きたのか分からずに、状況を確認しようと体を動かすと激痛が走った
「痛ッ」
体のあちこちが痛くて、どこがどう痛いのか分からなかった
「よかった…意識が戻って。頭を打ってるから、そのまま寝ていて」
寝たまま周りを見てみると、目の前に1台の車が停まっていて私を挟んで反対側に雪夜が倒れていた
「ゆ………雪、夜?」
何で、雪夜まで……
「雪夜は、お前を庇ったんだ」
「……え?」
玲央の言葉に先程の光景が蘇る



