✧*。最愛✧*。


ーーー
ーー



「……!……あ!乃愛!」



誰かが呼んでる……目を開けなきゃ………



ざわざわした人の声に意識が浮上していく




薄っすら目を開くと、焦った顔の玲央が視界に入った



一瞬の出来事で何が起きたのか分からずに、状況を確認しようと体を動かすと激痛が走った



「痛ッ」



体のあちこちが痛くて、どこがどう痛いのか分からなかった



「よかった…意識が戻って。頭を打ってるから、そのまま寝ていて」



寝たまま周りを見てみると、目の前に1台の車が停まっていて私を挟んで反対側に雪夜が倒れていた



「ゆ………雪、夜?」



何で、雪夜まで……



「雪夜は、お前を庇ったんだ」



「……え?」




玲央の言葉に先程の光景が蘇る