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冬休みも残す所、あと僅か
「明後日から学校始まるね……」
「……ん」
学校が始まると、玲央は帰ってしまう…
また一人になる寂しさと、玲央と一緒にいたいという気持ちが私の心を埋め尽くしていた
だからって、玲央には玲央の生活があるから私の我儘(わがまま)に付き合わせる訳にはいかない
沈む気持ちを止められずにいた
「俺、ちょっと家に戻るわ」
何かを思い立ったみたいに立ち上がるとバイクの鍵を手にした
「え…?今から?」
時計を見ると、20時を回っている
あ、でも…そうだよね……学校の準備とか、色々しなきゃだもんね
「気を付けて帰ってね」
出て行く背中に投げ掛けた
バタンと閉まった玄関のドアを見つめて、小さなため息をついた



