バイクで10分程の所にある神社に着くと、境内は人で溢れていた
「凄い人だね」
顔が引き攣り、圧倒され見ているだけで疲れてくる
そんな中、玲央は私の手を取り しっかりと繋ぐと、その人混みの中を進んで行った
どうにか拝殿まで辿り着き、新年の挨拶をする
挨拶が終わり、おみくじを買って 外に出る頃には疲れ果てていた
「つ……潰されるかと思った…」
「ククッ人混みの中で見た乃愛の顔。青ざめてたよ」
肩で笑う玲央を恨めしそうに睨みつけてると、玲央の後ろに見知った顔ぶれが こちらを見ていた
雪夜と鈴香、涼介と美沙希だ
「……っ」
そんな私に気付いた玲央は、後ろを振り返った



