あ…ほら、また…玲央は気付いているのかな… さっきのジュエリーショップの店員さんや、すれ違う女の人達の視線を集めてるって事に 私、こんなカッコイイ人の彼女なんだ…… そう改めて思うと、急に胸がドキドキと高鳴る 「どうした?顔、赤いよ?」 不意に手を伸ばして私の頬を触る 「だ、だだ大丈夫!!何でもないからッ」 「そ?」と言って微笑むと、顔を近づけて「乃愛、可愛い」と呟くと頬にキスをした 結局、私は帰るまでドキドキしっぱなしだった