✧*。最愛✧*。



ちゃんと宣言通り、お肉をゲットし 次に向かうはケーキ屋さん



流石に二人でホールケーキは無理があるから、ショートケーキを二つ買う事にした



そして、その帰り際に見たクリスマスツリー



それを見て、ふと思った



「ねぇ、玲央。今日ってクリスマスイブじゃん。私、家で食べる事しか頭になかったんだけどさ……あそこにいるカップル達みたいにデートして夜ご飯も、何処か食べに行った方が良かった?」



食材を買って、今更すぎる質問に玲央は目を細めて笑った




「俺は、どっちかと言うと家でゆっくりしたい方だから気にしなくていいよ。それに、二人っきりになりたいし」



顔を傾(かし)げながら言う彼の ちょっとした仕草に思わず目を奪われる