✧*。最愛✧*。



支払いを終わらせた玲央は私の所までやって来た


「受け取りまで少し時間がかかるから、洋服とか見に行こ」



ジュエリーショップを後にして、洋服や可愛い雑貨など見て回るけど さっきの指輪の金額が気になって全然、買い物に集中出来ない



何ともない顔をして楽しんでる姿を横目で見ていると、玲央と目が合った




「どうした?浮かない顔して」



「本当に買っちゃって大丈夫だったの?あんな高い物……」



すると彼は私の左手を取りギュッと握り締めると、グイッと引っ張り私の背中に腕を回した



玲央は、ゆっくり顔を近づけると耳元で囁いた




「いいんだよ。乃愛は俺の……、俺は乃愛の……っていう証が欲しいから」



キスされるかと思った



周りの視線が集まってる事に気付き、一気に顔が熱くなる