気付かない事をいい事に、ジーッと見ていると玲央が不意に視線を上げた 「……さっきから何、見つめてんの?」 「へ!?」 まさか気付いてるとは思わなくって、ドキッとした拍子に持ってたカップが手から滑り落ちた 「きゃッ!」 「何やってんだよ」 近くにあったタオルを手に取り私の服を拭いてくれた 「火傷してないか?」 「うん、平気。ありが……と」 顔を上げると至近距離で目が合い、熱を帯びた瞳から何故か逸らす事が出来ない