✧*。最愛✧*。



そう、私がいる間 玲央の両親には会ってない



食事の準備は、住み込みの人達がやってたし…



「いや、今は一緒には住んでねぇ。あそこにいるのは、じーちゃんとばーちゃん。そして叔父さんとその家族、あと組の奴らだけだ。湊斗叔父さんの子供は女ばかりだから、蒼兄が跡継ぎになったんだ。だから、蒼兄だけは あそこに ずっと住んでるけどな」




「え?じゃ、両親は…」




そう言えば、さっき抗争がどうの…って話してた


抗争って、組同士が……っていうアレの事だよね?


もしかして、亡くなった……とか?




「今は海外に仕事行ってるから、俺らはじーちゃん家にいるんだけど。ほら、アレ…あそこのデッカい建物が俺ん家」



そう言って、玲央が指を差した先を見ると この街で一番高級と言われるマンションが視界に入った



繁華街のド真ん中に建つ、そのマンションに住むのは皆の憧れでもある



「あそこの最上階が俺ん家」



「えぇ!!?さ、最上階!?」



思わず叫ぶと玲央は耳を塞ぎ顔を歪ませた