✧*。最愛✧*。



暫くして解放されたテツさんは息を整えながら、玲央に謝っていた




「まぁまぁ、玲央。テツは悪気はねぇんだ。ただ馬鹿なだけで。だから許してやれ。でも、良かったじゃねーか、な?」



ポンポンと玲央の肩を叩き、不貞腐れた玲央を宥める輝馬さんと目が合うと、何故かウインクされた



「ッチ!馬鹿テツ!!いっぺん死ね!行くぞ、乃愛」



年上の人に…しかも親じゃないのに『死ね』はあんまりじゃない?



怒られないかハラハラして様子を伺ってると、テツさんは苦笑いしながら手を振っていた


「う、うん。すみません、お邪魔しました」



挨拶もそこそこに私の腕を掴み、強引に引っ張り出入り口へと向かう