いつまで経っても話さない鈴香に、ため息をつき雪夜は距離を取った
でも、雪夜は怒るような事はせず諭すように話しかけている
…………私の時とは大違いだね
急に馬鹿馬鹿しくなり、私は思いっきり雪夜の手を払い除け、二人を一瞥して その場を去った
私が言ってた事が本当だと判明しても…雪夜が私に対してした行動は消せやしない
私は家に帰ると、クローゼットに入れてた雪夜との思い出が詰まったダンボールを引きずり出してゴミ袋に入れた
暫くは捨てれないと思っていた
だけど
もう未練はない
今日、偶然だったけど会えて良かったのかもしれない
これで、私は前に進む事が出来るから
雪夜、本当にサヨナラだね
この日 私は、雪夜との思い出を捨てた



