✧*。最愛✧*。



いつの間にか電話をかけていたんだ



必死過ぎて気付かなかった



殴られた雪夜は口元の血を腕で拭うと、玲央を睨みつけた




「何で お前がいるんだよ?玲央。てめぇは部外者だろうが」



「まぁ…部外者だけど、全く関係ないとは言えねぇな。今、乃愛は俺ん家にいるからな」



それを聞いた雪夜は目を見開いて私を見た



「なぁ、雪夜。少し落ち着いて話せよ」



そう言いながら玲央は 未(いま)だに噎せてる私の所に来て、背中を摩(さす)ってくれた