✧*。最愛✧*。



怖いと思った



「とぼけるのも いい加減にしろよ!お前が鈴を傷つけて泣かせてるのも、暴力振るってるのも こっちは知ってんだよ!!」




「ーーーえ?」


一瞬、頭が真っ白になった



泣かせる?暴力?




全く予想外な話しで、呆気に取られてポカンとしていると それが気に触ったのか鋭い目つきで私を見てくる




「お前が学校に行かなくなってから、わざわざ鈴を呼び出してるんだってな。美沙希や涼介は ずっと『乃愛は そんな事しない』って言ってたけど、鈴の姿を見た時、言葉を失っていたぞ」



私が ここに荷物を取りに来た日から、鈴香には会ってない




「雪夜、落ち着いて。何か勘違いしてない?私、鈴香とは ずっと会ってないし…」




「嘘つかずに本当の事を言えって言ってんだよ!鈴は泣きながら助けを求めて来たんだぞッ!!」



だけど私が否定しても、雪夜は話しを聞いてくれない