✧*。最愛✧*。




カルテを持って診察する先生を少し離れた所から見守っていると、リハビリから戻ってきた涼介が顔を出した




「どうした?何か騒がしいじゃん」



「涼介ッ!雪夜が、目を覚したの」




少し信じられない気持ちで涼介に話していると
タイミングよく顔を出した美沙希




「涼介、乃愛?どうしたの?」



美沙希の顔を見てホッとしたのかボロボロと涙が溢れてきた



診察中、二人共 側にいてくれた



「うん、意識もハッキリしていて受け答えも出来てる。正直、驚いたよ。あの状態で目が覚めて脳に影響がないなんてね。でも、まだ油断はしない方がいいかな。ま、少し様子を見ながら、まずは体力回復をしていきましょう」



そして先生達がいなくなった病室には私達だけになった


目覚めたばかりの雪夜の顔を覗き込む



まだ言葉を発せないのか、視線だけ動かして状況を把握してるみたいだった