✧*。最愛✧*。



最近、私の前でも表情が柔らかくなった



「じゃあ、お願いしよっかな」



顔を合わさず単位を貰えるなら、それに越した事はない



「あ…、そう言えば」



この前、家から持って来た『あっ君』への手紙を渡し忘れていた事を思い出した



急いで部屋に行って、少し黄ばんだ封筒を手に取ると『若』にそれを渡した



「これは…」



手紙にそっと手を伸ばし、壊れ物を扱うように優しく受け取った



「渡すの遅くなってゴメン。すぐ渡すつもりだったけど、自分の事で頭がいっぱいだったから…」



「いや……ありがとう。後で読ませてもらう」



愛おしそうな笑みで手紙を見る『若』に目を奪われた