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学校に行かなくなって既に1ヶ月が過ぎている
このまま学校を休み続けるのは良くない…それは分かっている
いい加減、行かないと進級出来なくなる
でも…美沙希や鈴香に会うのが怖い…
「それなら特別に教室に行かないで済むよう俺から学校へ話しを通してもいいが?ある程度の融通は効く」
「それって、どういう事?」
玲央と美央が、学校に行ってる間 『若』がいる時は、たまに こうして本宅のリビングでコーヒーを飲みながら時間を潰している
「お前と美央が通っている学校、そして玲央が通っている学校には多額の寄付金を納めてるかな。ある程度の事は目を瞑ってくれるって事だ」
玲央や雪夜達が通っている武蔵野第一高校は どうか知らないけれど、私が通っている聖祥女学院は只でさえ学費が高いのに、多額の寄付金って……想像すら出来ない
ヤクザって、そんなに儲かるものなの?
私の中で素朴な疑問が浮かび上がった
「フッ…何か腑に落ちない顔だな?ヤクザだけじゃない、ちゃんとした会社も持ってる。だから心配するな、話しを通してやる」
まるで私の考えてた事が分かったみたいで、『若』は目を細めて微笑んだ



