「何で…他人の私に構うの?やっぱり同情…?」
「……」
じっと私を見つめて、諦めたような口振りで話し始めた
「…まぁ、気になってる事には変わりねぇが。同情とは違う。まぁ、そうだな……妹が心配してたから」
「妹…?」
「あぁ。会えば分かる」
フッと笑うその顔は、とても優しくて今まで抱いてた印象を変えてしまうほどだった
この人は…こんなにも優しい顔をするのか
そんな事を思っていると、車が大きな家の前で停まった
私の家が何軒建てられるんだろう…
そのくらい広い庭の先には、まるで時代劇に出てくるような どっしりと存在感を放つ日本ならではの家がある
「「「お疲れ様です!!」」」
大きな声に びっくりして肩を揺らすと、私を抱きかかえている手に力が篭った



