✧*。最愛✧*。



「何で…他人の私に構うの?やっぱり同情…?」



「……」



じっと私を見つめて、諦めたような口振りで話し始めた



「…まぁ、気になってる事には変わりねぇが。同情とは違う。まぁ、そうだな……妹が心配してたから」



「妹…?」



「あぁ。会えば分かる」



フッと笑うその顔は、とても優しくて今まで抱いてた印象を変えてしまうほどだった




この人は…こんなにも優しい顔をするのか




そんな事を思っていると、車が大きな家の前で停まった



私の家が何軒建てられるんだろう…



そのくらい広い庭の先には、まるで時代劇に出てくるような どっしりと存在感を放つ日本ならではの家がある



「「「お疲れ様です!!」」」



大きな声に びっくりして肩を揺らすと、私を抱きかかえている手に力が篭った