そんな日が続いたある日
ピンポーンと またチャイムが鳴る
何回も鳴り続けるチャイムを聞き流しているとガシャンとガラスが割れる音がした
誰だろう…
ぼんやりする頭で考えても、それすらどうでもよくてベッドに横たわったまま窓の外を眺めていた
ガチャッと開いた部屋のドアにも反応せずにいるとギシッとベッドに誰かが座った
「おい…何があった?」
その低い声に釣られて視線だけ向けると、何故か『若』がいた
「……何も」
一言だけ呟き『若』に背を向ける
視界に入った携帯は、既に充電は切れていた
『若』は 舌打ちをすると、軽々と私を抱きかかえた
抵抗する気力も もうなくて、なされるがまま外へと連れ出された



