学校が終わり、急いでバイトへ向かう スクーターを駐輪場へ停めると、丁度 雪夜も出勤してきた 「雪夜。聞いたよ、明日だね…ダブルデート」 「……あぁ、うん」 続かない会話 「ねぇ、雪夜…。最近 変だよ?」 「何、急に。別に普通だし」 会話も そこそこに、よそよそしく更衣室へ向かう雪夜の背中を追いかけた