上田君が雪夜の荷物を持って二人で外に出ると明るく照らされた駐車場に二つの影があった その影は恋人同士と思わされるように距離が近い 「あんな所でイチャつかれたら困るよね。ってか、あれって……雪夜じゃね?」 上田君の言葉で、もう一度 目を凝らしてじっと見る 確かに、あのシルエットは雪夜っぽい 近づく私達には まだ気付いてないようで、寄り添うように重なる二つの影 顔がはっきり分かる距離まで来た時、心臓が鈍い音を立てた