カァーっと顔が熱くなる
前回 来た時、何で気づかなかったんだ私
恥ずかしくて、帰りたい
……でもスクーターはバイト先に置いてきてるし……仕方がない…ここは雪夜お言葉に甘えよう
「えー…っと。じ、じゃあ……シャワー、借りていい?」
「……うん」
握っていた手が、ゆっくりと離される
恥ずかしさを押し殺し、平然とした態度で引き出しから着替えを取り出し逃げるように浴室へ向かった
蛇口を回し、熱を帯びた顔にシャワーをあてる
高鳴ったままの心臓を落ち着かせてから浴室を出る
「シャワー、ありがとう。雪夜も浴びるでしょ?」
「ん。じゃ、適当に寛いでて」
雪夜の背中を見送り、ソファーに腰を下ろした



