スースーと気持ち良さそうに寝ている顔を覗き込み、目にかかった髪の毛をそっと指で掬った
無防備な寝顔を飽きる事なく見ていると、突然パチっと目が開き黒い双眼が私を捉えた
「お、おはよ」
「おはよ。起きてたんだ…ってか、すっげー寝てたんだな。もうすぐ昼じゃん」
そう言って、眠そうな目を擦りながら携帯で時間を確認した
寝顔を見つめてました…なんて言えるはずもなく誤魔化すように慌ててベッドから出る
「私も…さっき目が覚めたんだ。あ、洗面所借りるね」
携帯用の歯ブラシを持って、そそくさと部屋を出て高鳴る胸を落ち着かせる
歯を磨き 顔を洗って、部屋に戻ると入れ違いで洗面所へ向かう雪夜



