✧*。最愛✧*。



雪夜の指先が、そっと私の瞼に触れる




「少しは落ち着いた?」



雪夜は いつも余計な詮索をせず私のペースに合わせてくれる




私の事を忘れたとしても、それは変わっていないね




「うん。………ねぇ、雪夜」



「ん?」



首を傾げ 覗き込むように私を見る




やっぱり私一人じゃ抱えきれなくて、胸の内を話す事で気持ちが少し楽になるなら話そう…何故かそう思えた




こんなプライベートの事を話されたら きっと困るだろうなって思ったけど…雪夜なら今までのように受け止めてくれそうで…話す決心をした




「私の事なんだけど……聞いてくれる?」




あの海に行った日、皆と別れて家に帰った時の事をポツリポツリと話した