「………も、やだ」 その場に力なく座り込み、ゴチャゴチャした感情を溢れ出る涙と一緒に流した どれくらい泣いただろう… こんなに泣いたのは、あの夏の日以来だ お構いなしに泣いている私の側にずっと居てくれた 「……乃愛。今日は俺ん家に来いよ。このまま、お前を放って置けない」 この時、初めて今の雪夜の口から『乃愛』と言う言葉を聞いた 力が入らない体を支えられ立ち上がると、雪夜によってバイクの後ろに乗せられた