✧*。最愛✧*。




「あんた…さっきの。一体、何の用だよ」




私を背に隠した雪夜は、その男と対峙する



私は胸に手を置いて、呼吸を整える




「別に用って程でもないが…あれから何の連絡もないから気になっててな。元気そうだな、金は足りてるのか?」




元気そう……?何を言ってるの…あんたになんか心配されたくない



私は雪夜の隣に立ち男を見据えた



「……けないで」



「何だ?聞こえねぇよ」




今まで ずっと蓋をしてきた怒りや憎しみ、悲しみや孤独感…色んな感情が体の奥底から溢れてきた




「ふざけないでって言ってんの!!あんたになんか心配されたくない!今更、何だって言うの!?」




一気に溢れ出した感情を止める事は出来なかった