✧*。最愛✧*。



それから仕事が終わり、ボーっとする頭で着替えを済ませる




フラフラとした足取りで更衣室を出ると雪夜が外で待っていた



「少しは落ち着いたか?」



「…うん、迷惑かけてゴメン」




あの夏の日、気丈に振る舞っていたけれど自分が思っている以上にトラウマになってるんだと気が付いた



雪夜と一緒に店を出て駐輪場へと向かってると、車から一人の男が降りてきて私の前に立ちはだかり自然と足が止まる




「……え」




男はゆっくりとした足取りで私の目の前に来ると、その冷たい視線で私を射抜く



落ち着いてた心臓が、また嫌な音をたて始める