✧*。最愛✧*。



別の男が、逃げ込んできた男の胸ぐらを掴むと容赦なしに殴りかかる



するとタバコを吸いながら、その男は入ってきた



「捕まえたか?」




ドクリと心臓が鳴った



男は店内を見渡して、客がいない事を確認する



冷たく鋭い視線が私を捉えると、こちらへ向かって歩いてくる



そう…あの夏の日、母親を連れて行ったあの男だった




ドクドクと心臓の音が やけに耳につく



まるで金縛りにあったかのように体が硬直して動かない