それからは、体を清めてもらい部屋着に着替えるとソファに座りました。
すっかり寛ぐ態勢になっているのだけれど、どうなっているのかしら?
テーブルには紅茶とお菓子が用意されていて私を誘っています。
ノックの音がして返事をすると
「ローラ」
部屋に入ってきた方はレイ様でした。
「レイ様」
心痛な面持ちで目の前まで来たレイ様は膝を折るとガバっと私を抱きしめました。
レイ様の温もりが懐かしくて、私の心を徐々に溶かしていきます。
「ローラ。顔を見せて?」
抱きしめた体を離したレイ様は、私の顔をまじまじと見つめるとおそるおそる手を伸ばして頬に触れて、それからまた腕の中に抱き込まれました。さっきよりもずっと深く。



