「ところで、ディアナ」
「何でしょう? ビビアン様」
お互いに食事をしながら穏やかな雰囲気になってきた頃、ビビアン様が口を開きました。
「その、ビビアン様っていうのはやめてほしいのだけど。あなたとは幼馴染でしょう。様はいらないわ」
「優しいお心遣い感謝致します。けれども、そういうわけにはいきませんわ。いくら小さい頃は呼び捨てだったとは言え、今は分別もつく年齢なのですから、そこはキチンとしないといけませんわ。公爵令嬢であるビビアン様に失礼に当たりますから」
手にしていたナイフとフォークを置き、ビビアン様を見据えるとディアナはきっぱりと言い切りました。



