「食べるの?」 皿の上には数種類。さっきのだって結構な量だったと思うのですが。 「もちろんよ。お腹すいているもの。フローラは?」 「どうしようかしら? でも、早く行かないとビビアン様が待っていらっしゃるのでは?」 「いいのよ。待たせておけば」 ビビアン様の姿を見た後、素っ気なく言い放つディアナ。 「でも……」 相手は公爵令嬢ですし、機嫌を損なえばどうなるのか。 「大丈夫よ。わたしたちに割って入ってきたのはあちら。それに料理を選ぶ時間くらい待ってくれるわよ」 「……」