『屋上…屋上行こ?』 屋上…? 「…やだ…」 さっきのことを…思い出しちゃうから…。 『…わかった。とりあえず、他のとこ行こ?』 みんなの視線から、わたしを守るように…柚来が歩き出した。 『加恋、座ろ?』 もうすぐ授業が始まるのに、わたしのために…。 図書室に着いたわたしと柚来は、いすに座ると…話し始めた。 .