「えっ…」 この人… なんで… なんで… 知ってるの…? 『俺、藍沢龍希。…この前、偶然屋上来たとき、聞こえちゃったんだよね。美谷さんたちの会話』 「…っ」 どうしよう。 まさか、聞かれてたなんて─…。 .