そっと顔を上げると、そこには…唇を噛みしめて俯く蓮がいた。 な…んで…? なんで…蓮がそんな顔するの…? わたしは、蓮の姿を見て、呆然とするしかなかった。 ─────── ─────… 『そっかぁ…』 「うん…フラれちゃった…」 『…次は、あたしの番だね…』 「頑張れ…!」 .