屋上に着いたと同時に口を開いた姫川さん。 “蓮くん” さりげなく放たれた言葉に、胸がギュッと締め付けられた。 わたし…なにヤキモチ妬いてるんだろ…。 「あの…姫川さん?話って…」 『あ、はいっ!…お願いがあるんです』 「お願い…?」 『蓮くんと… 別れてください』 .