なんて言えないわたしは、 「うん…じゃあね…」 と呟いて、階段を上った。 ─────── ─────… 『ねぇ、加恋!さっき綺山くんがボーリング行かないかって言ってくれたんだけど…どうする?』 「ボーリング!?行く行くー!」 『本当?よかった!…綺山くん!加恋も行くって!』 柚来が尚のところにいった。 「…はぁ…」 .