「だって、藍沢くん2年生…」 『関係ない』 「でもっ…」 『じゃあ、黙っとけって言うの?彼女が、他の男にキスされたっていうのに?』 「…」 わたしは俯いて黙り込んだ。 だって…嫌だったことに変わりはないから…。 泣きそうなわたしに気づいたのか…蓮は軽くため息をついて、わたしを抱きしめた。 『…バーカ』 .