Secret Love



「ううん、かっこ悪くなんかないよ。…凄く嬉しい」



わたしは、布団に顔を埋めている蓮を横目で見た。



その瞬間…また笑ってしまった。



「蓮…耳まで真っ赤ー!」



『う…うっせ!』



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─────…



『加恋!』



朝、学校に向かっていると、偶然にも尚と会った。



「尚…おはよ」



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