『本当に?そんだけ?』 「うんっ…」 わたしは目を瞑って、蓮の反応を待った。 その瞬間…。 『…よかった…』 蓮の安心した声が聞こえたと共に蓮の香りに優しく包まれた。 『…ごめん。俺、かっこ悪いな。加恋を誰かに取られると思ったら…嫌でたまんなくてさ』 …どうしよう。 蓮…可愛いっ!!! .