「怒りたいわけじゃないんだよ。ただ、このまま隠し通されてしまうのかと思って、それが怖かったんだ」
「智明は、私との子供ができて嬉しい?」
「逆になんで嬉しくないと思った? 俺はすごい嬉しいよ」
「正直言うと、このことを隠しておこうかなと思ったりもした。智明は嬉しくないかなとか、迷惑じゃないかなって怖かった」
震える声でそう言うと、智明はこれでもかってくらいの力で私のことを抱きしめた。
私を抱きしめるその腕は私の声と同じくらい震えていた。
「本当にありがとう。俺との子がここにいるんだよね」
「うん、まだ病院は行ってないんだけど、ここにちゃんといるよ」
智明の手を取って、そっとお腹の上に乗せる。
まだまだ胎動とかは全然感じないけど、そこにいる存在に触れてほしかった。
「やばい、俺すごいニヤけてるよね。ニヤけが止まらなくてやばい」
「智明の語彙力もだいぶやばいよ。てか、2人してやばいしか言ってないね笑」
「だってやばいじゃん! 人生で上位にくい込んでくるくらい嬉しいこと起こってるんだから、そりゃあ語彙力もなくなるよ!」
「一番嬉しいことではないんだ笑」
「俺にとって一番嬉しいのは、蛍のことお嫁さんに貰った時だよ。だから、2番目かな」
智明が真剣な顔でそういうもんだから、私も思わず笑ってしまった。
「智明は、私との子供ができて嬉しい?」
「逆になんで嬉しくないと思った? 俺はすごい嬉しいよ」
「正直言うと、このことを隠しておこうかなと思ったりもした。智明は嬉しくないかなとか、迷惑じゃないかなって怖かった」
震える声でそう言うと、智明はこれでもかってくらいの力で私のことを抱きしめた。
私を抱きしめるその腕は私の声と同じくらい震えていた。
「本当にありがとう。俺との子がここにいるんだよね」
「うん、まだ病院は行ってないんだけど、ここにちゃんといるよ」
智明の手を取って、そっとお腹の上に乗せる。
まだまだ胎動とかは全然感じないけど、そこにいる存在に触れてほしかった。
「やばい、俺すごいニヤけてるよね。ニヤけが止まらなくてやばい」
「智明の語彙力もだいぶやばいよ。てか、2人してやばいしか言ってないね笑」
「だってやばいじゃん! 人生で上位にくい込んでくるくらい嬉しいこと起こってるんだから、そりゃあ語彙力もなくなるよ!」
「一番嬉しいことではないんだ笑」
「俺にとって一番嬉しいのは、蛍のことお嫁さんに貰った時だよ。だから、2番目かな」
智明が真剣な顔でそういうもんだから、私も思わず笑ってしまった。



