「あの…智明さん…」

「ん?どうした?」

「恥ずかしいのであんまり見ないで欲しいんですけど…」

「なんで?こんなに綺麗な蛍、見ないわけにはいかないじゃん」

「それに、明将が起きるかもしれないし…」

「蛍が静かにできれば、そんな心配いらないよね?だから、声我慢するの頑張ってね?」

智明と愛し合うなんて久しぶりだし(とは言っても、週1くらいでは愛し合ってるんだけど)、すごい緊張する。

明将生まれてから身体結構変わったし、幻滅されないかななんて、未だに不安になっちゃう。

「大丈夫、どんな蛍でも好きだよ。だから自信持って俺に抱かれて」

私の不安を取り除くように智明がそう耳元で囁き、自然と体の力が抜ける。

「そ、上手。優しくするから安心して俺に体預けて大丈夫だから」

「ん…ほんとに優しくしてよ…?」

「上目遣いは…反則だろ…」

「ふぇ…?」

「悪ぃ、優しくできそうにねぇわ。俺のこと煽った蛍が悪いんだから覚悟しとけよ」

「久しぶりなのでお手柔らかに…」

私のその言葉は届いているのか届いていないのか、智明は優しく私の体に唇を落とした。