鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。

「はいっ、」


返事と同時に、セットアップを狼くんにあててみる。


「かっこいい……」


黒のピシッとしたセットアップ……


やっぱり狼くんは黒が特に似合う。


うん、やっぱりこれかな!


「これ、プレゼントさせていただきたいです」


「…ありがとう」


「会計行ってきます!」


喜びのあまり、また1人で会計に行こうとすると、服を持っていない方の手を狼くんに掴まれた。


「俺も行く。」


「え?」


「桜妃は俺の彼女だろ?ずっとそばにいて、見せつけたい。」


「っっ、」


狼くんはそうやってまた……


「ってのは半分嘘」


え?嘘??じゃあ本当は…


「他の男に声かけられたりしたら嫌だから。」


……私が……さっきの光景を見て、嫌だったように…??


狼くんもそう思ってくれたの?