怖い怖い怖い…
早く逃げなきゃ!
そうしないと私まで飲み込まれちゃう!

その時遠くの方で声が聞こえた気がした。

「…ちゃん、…ちゃん、結菜ちゃん!」

私を呼んでる。どこ?だれ?
そこで目が覚めて
思わずガバッと起き上がった。

「結菜ちゃん目が覚めた?怖かったね。
もう大丈夫だよ」

汗だくで震えてる私を優しく
包み込んでくれたのは
あーちゃんだった。